2020.05.22

抜け毛のメカニズム

こんにちは!

銀座マツナガ箱崎店の神永です!

今回は、抜け毛のメカニズムについてお話させていただきます。

はじめに

抜け毛のメカニズムとして、まず人は一日で約80~100本程度が抜けます。季節の変わり目である春や秋の始めごろは150~200本抜けると言われています。これは、動物と同じで人間も冬と夏に合わせて換毛期があるためです。季節の変わり目に抜け毛が増えたからといって心配になる必要はありません。

ヘアサイクル

髪は、1ヶ月で1~1.5cm伸びるといわれています。しかしずっと伸びているわけではありません。一定の期間で抜け落ち同じ毛穴からまた新しい髪が生えこの繰り返しをしています。これを毛周期(ヘアサイクル)といいます。

ヘアサイクルは、髪が伸びる【成長期】2~6年髪が成長しなくなる【退行期】2週間               髪が抜ける準備をする【休止期】3~4ヶ月

休止期には、毛根が浅くなり、その毛穴の奥で次に伸びる毛髪が成長しています。やがて新たな髪に押し出される形で自然に抜けていきます。

シャンプーのしすぎは逆効果?!

たくさん洗った方が汚れが沢山とれて髪にいいんじゃないか?と思う方も多いかと思いますが、そんな事はありません。整髪料がついていないのであれば1回でも十分です!頭皮にある皮脂は、とても重要な役割を果たしています。シャンプーで皮脂を洗いすぎてしまうと保護膜がなくなり水分が蒸発し、頭皮が乾燥して荒れていき抜け毛につながります。また、皮脂が無くなった事で過剰に皮脂を分泌してしまう問題があります。皮脂は、汗と混ざる事で「皮脂膜」を作り、外からの異物や細菌の侵入を防いでくれたりします。他にも刺激や紫外線から肌を守ってくれたり、頭皮を健康に保つ働きをしてくれます。なので皮脂を取りすぎてしまうシャンプーのしすぎはNGです。

バランスの良い食生活

抜け毛と食生活は強いつながりがあります。

海藻類だ!と思われる方も多いですが、あくまで艶やかな髪を目指すのであれば、ミネラルが豊富なのでオススメです。しかし、抜け毛予防には期待出来ません。髪の主成分から考えて抜け毛予防の食材を選ぶことにより抜け毛を減らせる事が期待されます。90%がタンパク質でてきているのでタンパク質は有効です、またビタミン、ミネラル類もオススメです。

レバー

→鉄、亜鉛、ビタミン

柑橘系のフルーツ

→ビタミン類は血管を広げる効果があり、血行促進には最適です!血行が良くなることで栄養や酸素も行きわたり毛根が活性化されます。

納豆

→良質なタンパク質と女性ホルモンのエストロゲンに似た作用をするイソフラボンも含有しています。男性ホルモンの抑制効果もあるため抜け毛対策には欠かせない食品です。

以上のような食材がオススメです、いつもより少し多めに食べるのもいいですが何事もバランスよく摂取する事が大切です!

 

パーマやカラーのしすぎは注意

パーマやカラーを頻繁にしすぎてしまうと髪は傷み、抜け毛が増えるといわれています。パーマやカラー剤が髪に与えるダメージは抜け毛の原因というわけではありません。問題は髪ではなく頭皮がうけているダメージです。強い刺激を持つ薬剤が頭皮についてしまうと湿疹やかぶれといった肌荒れを起こしてしまうケースがあります。頭皮の荒れは新しく生えてくる髪の毛が十分に育つ前に抜け落ちてしまいます。すると髪の毛の生えてくる周期に乱れが生じ新しい髪の毛が生えてこない場合もあります。薬剤が頭皮に与えるダメージは間接的に抜け毛の原因になる可能性があります。抜け毛が気になる時期やフケ、かゆみが気になる時期はなるべく頭皮に負担のかかるパーマやカラーリングは控えた方が良いかもしれません。

おわりに

抜け毛の予防や対策としての例もあげましたがストレスは頭皮にも良くないので気をつけましょう!

 

 

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