【簡単解説!】シャンプーの成分と選び方のポイント!
HAIR&GROOMING YOSHIZAWA Inc.の齊藤です。
今回はシャンプーについてなるべく分かりやすくまとめてみました。
みなさんはシャンプーを買う時に何種類もの中からどのように選んでいるでしょうか?
製品の裏に成分表があるのですが、多くの人はよくわからないから気にする事なく、コマーシャルなどの影響でなんとなく選んでると思います。
そんな方の為にシャンプー選びの参考に役立てば幸いと思います。
目次
ポイント1〜成分表の見方『洗浄成分を知ろう!』
シャンプーの洗浄成分は界面活性剤という物が一般的です。この成分の良し悪しでシャンプーの良さをある程度はかることができます。
シャンプーのボトルの裏面には成分表があり、そこに界面活性剤の名前が書いてあります。例えば、市販のシャンプーに多く書いてあるもので、「ラウレス硫酸Na、オレフィンスルホン酸Na、ラウリル硫酸Na」これらが界面活性剤の名前です。
ポイント2〜洗浄成分の特徴を知ろう!
シャンプーのタイプを大きく3つに分けると
1、石油系シャンプー
原価が安い為、市販のシャンプーの多くに使われているものです。泡立ちが良くて洗浄力が強いのが特徴です。
ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなど成分名に「硫酸」が入るのでわかりやすいと思います。
2、アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系の界面活性剤をメインに作られたものを一般的に「アミノ酸シャンプー」と呼びます。石油系シャンプーよりも洗浄力と泡立ちが弱い代わりに皮膚に対する刺激が弱めなのが特徴です。
3、石けんシャンプー
上記2種類のシャンプーは合成界面活性剤という化学物質が主原料に対して石けんシャンプーは石けんが主原料の為、肌への刺激が少なく頭皮に優しい物が多いです。無添加の物は特に肌に優しいです。
ポイント3〜それぞれの特徴と選ぶ為のポイント。
シャンプーを選ぶ時に自分に合った物を選べるようにメリットとデメリットを簡単にまとめました。
石油系シャンプー
メリット→
・洗浄力が強いので整髪料などを洗い落としやすい。
・原料が安価な為、商品自体も安い。
デメリット→
・皮膚に対する刺激が強いので、肌の弱い方には荒れてしまうことがある。
・ヘアカラーをされている方の色落ちが早い。
アミノ酸系シャンプー
メリット→
・頭皮への刺激を抑えて洗える。肌に優しい。
デメリット→
・泡立ちが弱い物がある。
・洗浄力が弱い物がある。
石けんシャンプー
メリット→
・合成界面活性剤を使っていないので、肌にも髪にも優しい。
・泡切れが良い。
・頭皮に必要な皮脂を残して洗い上げる。
デメリット→
・髪がゴワつきやすい
・石けんカスが残りやすい。
まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか?シャンプーは毎日使う物ですので、是非自分に合った物を探して使ってみてください。髪の悩みの解消につながるかもしれません。
ありがとうございました!