【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.1《風の時代とは》

2021.01.17

こんにちは!

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YOSHIZAWA Inc.group 代表 吉澤紀人です。

 今回は、『土の時代』からの大変革‼︎ どうなる⁉︎ 乗り遅れるな‼︎

【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.1《風の時代とは》

です。

世界的な転換期

2020年 世界は新型コロナウイルス感染拡大によるパンデミックにより、様々な事が大きく、かつて無いくらいにスピーディーに、強制的に変われと言わんばかりに変革を求められ、応じざるを得ない状態にさらされています。

今回は新型コロナウイルス感染拡大が引き金となっていることは間違い無いですが、実は新型コロナウイルス感染拡大以前からもその症状は見え隠れしておりました。震災、台風や豪雨によるあらゆる災害、数十年に一度、観測史上最大、今までに無い想像の範囲を大きく上回る状態であり、自然の力相手では人類の歯が立たなくなってきているのも事実です。

長く人々が住み着き栄えていた地域でも、ここ数年の間は毎年のように起こる災害に悩まされ、暮らし続けることに限界を感じていることも事実です。

世界的に、地球が転換期なのかもしれません。

占星術と世界的革命の不思議な相関関係

昔から占星術という星読みで時代の転換期である節目を見ていたといわれているそうです。

はたしてそれは本当に偶然なのか、それを基に誰かが(人間が)企み操作していることなのかは分かりません。

ただ、時代を読み流れに乗れるならそれに越したことはないと思います。

新型コロナ感染拡大以前の状態『beforコロナ』は世界的に『土の時代』とされています。

『土の時代』とは、大きな災害も特に無く安定した大地の恵みがありました。

そして富が生まれ、家が建ち、蔵が建ち、街が発展していきました。

時代はやがて産業革命とともに工業技術が発展し、主な産業が農業から工業へ、世の中がシフトしていきます。

街は高層ビルが立ち並び、通勤ラッシュにもまれて出勤してきた多くの人たちを飲み込んでいきました。

例えば、過去をみてみれば約400年前には『水の時代』から『火の時代』への転機です。

関ヶ原の戦いから徳川幕府が起き江戸時代の幕開けです。

武士による江戸幕府体制からの全国統治時代です。

そして、200年前『火の時代』から『土の時代』への転機です。

産業革命、フランス革命とともに、王侯貴族から民へと時代の主人公がシフトしていきます。

そしてさらに200年後の今、想定をはるかに上回る自然災害や新型コロナウイルス感染拡大により人々の生活が大きく変わりました。『土の時代』から『風の時代』への転機といわれる由縁です。

*約200〜240年ごとに『火』『土』『風』『水』の順番でローテーションする

当たり前が当たり前でなくなる事実

時代の変わり目とは、得てして分かり易い形で起こる事が多いわけですが、今回の新型コロナウイルス感染拡大は過去の何よりも速く、強制的に、私達の日常の生活様式すら一変させました。

テレワーク、web配信、働き方改革、大企業の副業の推進、クラウドファンディング、マスク、フェイスシールド、消毒、検温、ソーシャルディスタンスなど。

働く場所や働き方の縛りから解放され、どこで誰と居ようがどうやって何で稼ぐのかも自由な時代になりました。

2021年1月8日、2回目の緊急事態宣言が発令されました。

前回の緊急事態宣言では、銀座や丸の内などの東京駅周辺から人がいなくなりました。

「腐っても銀座」などとよく言いますが、超一等地の商業地域である銀座から人がいなくなるなんてことは誰も考えなかった訳です。

人口の多い好立地であれば、通りすがりや会社が近いなど、物理的に黙っていてもお客様はいらっしゃる状態でした。

しかし一変。

今回は2度目の緊急事態宣言で1回目よりは人は出ますが、収束後もテレワークなどで確実に人は減っていく原因になります。

かつての一等地は、もうそこまでの価値はなくなってしまったのかもしれません。

逆に、ベットタウン的な郊外の主要都市の方に人が集中し、物理的な集客力も上がってきています。

誰も考えなかった事、当たり前な事が当たり前でなくなるのです。

次は何が起こるのか。

少しづつコロナ自粛生活に伴う変化に慣れ対応し打開していき、今までの通勤などへの矛盾や新生活での便利さ、実は変化への対応は可能である事実に気づき、場合によっては実はその方が良いことも分かってきました。

少なくとも100%でコロナ前の世界には戻らないことは、誰もが感じ取れると思います。

(参考記事)

【トップに聞く 2021】ワールド鈴木信輝社長 都心部でも「場所の価値が変化している」

『風の時代』に理美容業はどう変わるのか

テレワーク、web配信、働き方改革、大企業の副業の推進、クラウドファンディング、マスク、フェイスシールド、消毒、検温、ソーシャルディスタンスなどに対応すべく、理美容業業界も変革することになるでしょう。

私も16年経営してきましたが、コロナ以前からいろんな矛盾に当たりながら少しづつ変革してきました。

例えば『土の時代』

①理容室では入店順で待つのが当たり前、待合にあるマンガ本や週刊誌が楽しみだったような時代から予約制に。

②安月給で拘束時間の長い住み込み徒弟制度から、ある程度の初任給と自由なプライベート、週休2日レベルの休日数。

③個人経営から会社組織、そして社会保険完備。

④ビラ配りによる集客からweb集客。

⑤専門学校などへの求人では、企業説明会でコンテストの入賞実績や住み込み寮完備などが選択基準であったことから、パンフレットなどで高収入・好待遇・充実のプライベート生活を売り込む求人。

今では、私がこの業界に入った頃とは大違いです。

しかしさまざまな矛盾はまだまだ解決せず、2019年くらいから今の業界とは逆を行くような、何か大きな変革が必要と感じていました。

例えば、『風の時代』では

❶電話予約で人ベースで1対1の有人管理による就業時間内での予約から、web予約による無人化で24時間複数からでも全自動管理。

❷ある程度余裕のあるシフト管理により、個人の予約管理で必要最小限出勤。就業時間内やweb 講習会により朝晩のトレーニングや異動時間の削減。

❸歩合給制度や業務委託契約による働き方改革や副業の促進。

❹ホームページの構造改革や集客サイトのシステムやサービスの進歩とSNSとの連動による効率よくより効果的な集客。

❺さまざまなアイデアや新しい取り組みなどの企業のブランディングと自分らしい働き方、SNSやコンテンツマーケティングなどを介して会社や店やスタッフ自身の個の売り込みを発信することで、今まで以上のさまざまな情報が選択基準。

などなど、新しいアイデアや建設的な仕組み作りなどのシステム構築が重要視され価値ある事なのが『風の時代』です。

変化を嫌い、恐れ、面倒だからとさも物理的理由でできない理由を並べ変革しようとしないのが『土の時代』の考え方です。

そこを飛躍的により上手くいくようなアイデアとシステムで乗り切り、今まで以上の成果を得ることが求められるのが『風の時代』です。

古臭く他業種に比べいろんな意味で変化を拒んできたこの業界は、成り手を失い現状のスタッフにも見放され、間違いなく取り残されます。

今まさに、これほどまでに速く強制的にこの時が来ようとは思いもよりませんでした。

ではこれからは、どうなるでしょう。

「どんな風に、どのくらい稼ぐのか」というような物質的で積み上げることではなく、「どんな風に創るのか、何を生み出すか」というクリエーター的なアイデアや、自分のスタイルを確立し第三者から憧れや高評価され共感してもらえるカリスマ性や、そのブランド価値やシステムが重要視される時代でしょう。

すなわち、集客にしても、求人にしても、経営していくにあたり、今までにはない価値観で理美容業界内だけではなく、一般社会に評価される魅力をつけていけるか、そして確立できるかが鍵となります。

我々の理美容業は確かにお客様と接して成り立つ仕事であり、結果的にはお客様が店まで足を運んでくれますし、絶対に無くなりはしません。

しかし、経営に関しては決してアナログでは無く、来店するその前の段階で店のコンセプトや特徴が問われ、そこが求人や集客や経営全般に影響してきます。そもそもスタッフが集まらなくては営業が成り立ちませんし、それではお客様も集まりません。

それらはweb配信され、SNSなどで拡散され、あっという間に世界中に広がり、さまざまなリモートによるテレワークや働き方改革などにより、店を訪れる前にそれらを受け取り事前に評価される環境がさらに整ったということです。

ただ成り行きや好立地で人が多いから、通りがかり、選択肢が少ないなど比較的安定して経営できた時代は終わり、確固たるブランドイメージやスタイルが重要ということです。

そのための感受性やセンスが評価されることで、風に乗るグライダーのようにどこまでも高く速く遠くまで、1台が2台やがて何機にも増え、とてつもない大きな物を飛ばすことになります。

これがまさに『風の時代』の成功戦略になります。

 

 

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