【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.7《風の時代で変える理容師の価値》
こんにちは!
日本のBARBER SHOPは世界一!
JAPANESE BARBER BRAND
YOSHIZAWA Inc.group 代表 吉澤紀人です。
今回は、『土の時代』からの大変革‼︎ どうなる⁉︎ 乗り遅れるな‼︎
【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.7《風の時代で変える理容師の価値》
です。
目次
ある常連様からのご指摘
ある常連のお客様から、口コミでいただいたご指摘です。
以下、原文です。
三年前位から、3〜4週間に一度の頻度でお世話になっています。
ベーシックカットコースしか利用していませんでしたが、4月から眉シェービング+眉カットが別メニューになりました。
別メニューにするのは構わないのですが、価格が高すぎます。
今までの6050円のメニューに含まれていたものが、別料金で2200円の別メニューと言われると、3割増しの価格です。
アイブロウデザインフォローメイクなど込みでこの価格なのだと思いますが、私のように定期的なカットで訪問する人には、シンプルに眉カット、シェービングだけのメニューが欲しいところです。
これまで安価過ぎたと解釈もできますが、価格の上がりかたが正直えげつないので、技術、接客、お店すべてに満足ですが他店への乗り換えも考えざる得ないです。
雰囲気4 接客サービス4 技術・仕上がり4 メニュー・料金1 総合満足度3
非常に厳しいご意見と真摯に受け止めたいと思います。
今まで弊社では、眉カットのメニューが無かった為に何でもサービスでお客様にご提供する傾向がありました。
ご自分でもできることであれば、そもそも料金が発生する段階でオーダーされない「ではけっこうです」となりますが、特に眉毛のカット・シェービングに関しては他社でもメニュー化されているように、プロの高度な技術は明らかにご自分で処理するレベルとは違います。
しかも、男性も女性も眉毛はお顔全体の中でも非常にインパクトがあり、お顔どころかその方の全体のイメージにも影響する程の重要なポイントと言えます。
したがって、技術者の技術も勿論ですがメンタル的にも失敗できないプレッシャーはかなり大きいものです。
そこまでの価値あることであり、他社はでは眉毛の専門店まであるというのに、メニューが無いばかりに社員達にはサービスでやらせていたことがとにかく気になっていました。
私自身は、理美容師の仕事はそんなに安いものでは無いという認識と、将来への経営的な戦略上これからの理容業界のスタンダードとしていく為に加えたメンズメイクのメニュー内容であること、お陰様で順調にお客様のご指示が増えており経営上の戦略と弊社のコンセプトに則った価格設定に近づけた結果のことでした。
設備や技術やサービスには高い評価をいただけているのに、サービスメニューを正式にメニュー化したことで費用対効果が下がる様なご認識をお客様に与えてしまった責任は、理美容師と仕事に対する低評価から低賃金・長い拘束時間、料金の低価格を一般的にしてしまった現在に至るまでの私を含めた経営者達にあると思います。
安くすればお客様が数多くいらっしゃいますが、自分さえ良ければとか今が良ければとか、理由はさまざまあれど安すぎる傾向で価格破壊が起こると周りも堪らなく追随していく。
後に現代において、理美容師を目指す若者が理美容業は拘束維持感や不規則な生活の割りに賃金が合わない、大変な仕事、やっていられないと人材の激減を招く最大の原因であると私は考えます。
現代の理美容師事情
若手の理美容師数
上が過去5年間の理美容師国家試験における受験者と合格者のデータです。
誰でも受験できるのでは無く、全日制で2年間、通信制で3年間の過程を修了し専門学校を卒業しないと国家試験の受験資格がありません。
ここ数年、年間で全国で新たに理容師は役1,500人、美容師は役18,000人しか増えていません。
特に、理容師は1,500人しかいないのです。
全国に理容室が約12万軒ですが、9割が家族や夫婦や1人で経営する個人店と言われていますので、従業員を必要とする店舗は約12,000件で1,500人を取り合うことになります。
特に理容師の新人の数はただでさえ少ないのに更に減少傾向にあり、高齢化しています。
したがって、若くて腕が良く、接客もセンスも良い理容師が、好立地の設備の良い理容室で働いている確率は極めて低いと言えて、希少価値が高いのです。
理美容師の収入
理美容師は、一般的に朝早くから練習して営業中はサロンワーク、夜も練習して帰宅は遅い。休みは週1日で隔週連休ですが講習会やコンテストなどで拘束される。それでいて給与が安くて大変な仕事というイメージを持つ方が多いと思います。
そこまでして収入も少なければそれはやりたく無くなります。
しかし、仕事は黙っていても上手くなるものではありません。
トレーニングのやり方や質・容量など、昔ながらの『土の時代』の価値観が強い業界です。
お客様に喜ばれる位まで腕を上げたのであれば、相当の時間を費やし知識と技能を身に付けた訳です。
おそらく同じくらい稼ぐとしたら、サラリーマンとして働いている以上と思います。
サラリーマンであれば本来残業代として加算されるべきところですが、理美容師は自主トレーニングでありあくまでも会社の指示で行うものでは無く、自ら進んで行うべきことなのです。
プロのスポーツ選手と同じです。
やってなんぼ。
であれば、何でこんなに収入が低いのかわかりません。
料金が安いのか、福利厚生やその他の経費の割合が大きいのか、料金が高いのに収入が少ないのであれば経営者が取りすぎているのか、どうなのでしょうか。
『風の時代』にあるべきYOSHIZAWA Inc.groupのPHILOSOPHYと報酬
企業理念
『我々は一流の理容師として誇りを持ち、胸を張って最高の仕事をし、最高の結果を作り出していく』
『社員の高収入・高待遇化を実現させ、物理的にも精神的にもイキイキと充実した生活を送れる、魅力的な社会人を作り上げる』
経営理念
『理容業界の平均的な実績から生まれた常識は、YOSHIZAWAが打ち破って当然。むしろ、YOSHIZAWAが新基準を作り
更新し続ける』
『給料はお客様からいただくもの。私たちは一流を提供してお客様から一流の料金をいただくことで自分に一流の報酬と自信と誇りが持てる。高収入を実現せよ。稼ぐことはやましいことではない。それはお客様からの通信簿。むしろ、堂々と高収入を狙うべき』
SARARY EXAMPLE 給与例
『風の時代』で変える理容師の価値
新型コロナウイルス感染拡大し、パンデミックであらゆる生活様式が変わりました。
まさに新しい時代の到来です。
弊社でも『風の時代』に相応しい特徴的な事実が起こっています。
経験もまだまだ浅い、仕事のレパートリーも少ない、プロ目線では磁術的にまだまだなスタイリストが一気に100万円プレーヤーになっていきます。
彼らは自分の得意なヘアスタイル、こだわりについて、インスタなどのSNSやGoogleマップ、ホームページやホットペッパーなどの集客ツールを駆使して、自分をアピールすることで自分の指名客を呼び寄せます。
ご新規様であっても、スタイリストを指名してご来店されます。
必然的にミスマッチの確率は減り、リピート率が上がります。
弊社では売上が還元されるシステムで、給料は会社では無くお客様から頂くものと指導しています。
したがって、やりがいのある仕事とお客様の反応も良く給料が増えて社員が喜び、理想に近い仕事のスタイリスト指名でお客様の満足度が上がり、店とスタイリストにマッチしたお客様で安定したお客様の増加と売上の増加で会社も嬉しい、三方良しの法則が成り立つ。
自分の好きなことややりたいことは、誰に支持されるでも無く自走して工夫していきます。
そこはお金で釣られて動く訳ではなく、あとで結果としてついてくるもの。
多くの方達から多くの良い評価を得る喜びにあります。
必ずしも何でもできる器用さを持ち合わせなくても、例え「何で?」と思う様な事がバズっても、何ら不思議では無くなりました。
『風の時代』の悪戯か、調子に乗った若者はとんでもなく大化けし、この理美容業界から怪物が生まれる可能性を大いに秘めています。
その時に、理美容業界は憧れの職業No.1になっているかもしれません!
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