【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.12《風の時代で迎える2022年を大予測》

2021.12.23

こんにちは!

日本のBARBER SHOPは世界一!

JAPANESE BARBER BRAND

YOSHIZAWA Inc.group 代表 吉澤紀人です。

 今回は、『土の時代』からの大変革‼︎ どうなる⁉︎ 乗り遅れるな‼︎

【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.12《風の時代で迎える2022年を大予測》2

です。

治まらぬ新型コロナ感染症

2021年もいよいよ12月、残すところ1ヶ月をきった今日この頃。

日本国内の新規コロナ感染者数は東京で19名(2021/12/19現在)と人口の割にかなり少数であり、今のうちにとばかりに買い物やら会食やら旅行やら動きだしています。

しかし、日本だけがなぜか激減しておりますが、世界中では未だ猛意を震っています。

そしてとういとうとう、新型変異株「オミクロン株」が出てまいりました。

この「オミクロン株」来年早々の主役ということになりそうです。

まだわからないことだらけですが、とにかく感染力はあるようですし、日本国内でも確認されてきましたので、第6波も時間の問題と思われます。

今までの傾向では4ヶ月周期で感染拡大の波があり、感染防止対策の効力も微妙ですので、必ず波がくるという認識でいて間違いは無いようです。

引き続き警戒が必要な年となるでしょう。

理美容室のニューノーマル

スタッフのマスクとフェイスシールドの着用、お客様の入店時の検温と手指消毒、カット中のマスク着用,一客毎の椅子の消毒は感染対策を実施する優良店であればもはや常識です。

そのことに何か文句を言う方はいないと思います。

むしろ、やってて当たり前のレベルです。

営業中は勿論ですが、営業時前後のスタッフがリラックスしている時間がむしろ危ないのです。

食事のシェアや飲み物の回し飲みは勿論、一人で食事以外は常にマスク着用は必須です。

2022年に流行りそうな「オミクロン株」ですが、感染力が強く毒性が薄いのではないかとの推測されています。

そうなると、お客様やスタッフの中に無症状の感染者でもいらっしゃるようであれば、クラスターも発生しかねないということです。

そこに感度が立っていないと、個人どころか店が2週間の休業なんてことも出てくるでしょう。

参考までに、過去の投稿も併せてお読みください。

【2021年 予測版】withコロナどうする❓これからの理美容室経営‼️

【2020年 最新版】アフターコロナどうする❓これからの理美容室経営‼️

楽観的は禁物!店内クラスターの可能性大

あえて店名は伏せることにしますが、何の根拠もなく楽観的であったり、その対策の重要性を知ってか知らずか、そこまでの感染防止対策を常にしていない店を知っています。

結果、「デルタ株」が猛威を振るった5波の時点でスタッフに感染者が出たと思いきや一気に体調不良者が続失し、店舗やその地域に至るまで休業を余儀無くされた事例がありました。

幸いお客様の感染は無いようでしたが、営業時間外のスタッフがリラックスした時間帯が感染源と考えられます。

例えば、差し入れでいただいたスナック菓子を囲み笑談しながらみんなで摘んだとか。

飲食はしなくてもマスク無しで同じ空間にいて、まめに手指消毒もできていないとか。

だいぶ前からそこの幹部には警戒するように再三注意しておりましたが、できていないことは私の耳にも入っていましたので、そうなるだろうなと納得できます。

「デルタ株」でそれでしたから、「オミクロン株」はそれ以上の広がりを見せる可能性があるようです。

社内、店内クラスターが理美容業界にも蔓延する可能性が大いにあると思います。

「オミクロン株」の6波が致命傷で大型倒産もあるか⁉︎

店内・エリア・社内クラスターのリスク

ウイルスが変異する過程で言えることは、感染力が上がり毒性が下がるというのが一般的なようです。

ですからたとえ感染しても、重症化や死亡することは少なくなるのでそこまで恐れることはないのでしょう。

しかしこの新型コロナウイルス感染症が、5類感染症である季節性インフルエンザ並みに下げられなければ、感染しても濃厚接触者であっても10日〜12日は働けないですし、感染が数名に広がれば店も営業していられなくなる訳です。

何処のサロンももはや余裕のあるサロンなんかないと思いますが、感染拡大ともなれば再び警戒して人の流れが消極的になり、店内でも感染者が複数出てきて店舗の休業を余儀無くされるとなると、流石に経営上致命傷になる可能性大ということです。

特に店舗数が多いとか、近いエリアで数店舗あるとか、社員間の業務上の行き来は危険です。

社員寮や社員間のルームシェア。

例えランチであっても2名以上で食事したり、差し入れのスナック菓子などをシェアしたり、あっという間にみるみる感染拡大する訳です。

規模が大きいから被害や損害も大きくなりやすいです。

そこでたまたま、感染対策に感度の立っていない幹部ばかりだったら、もう目も当てられません。

大型店やチェーン店ほど危ういのいです。

地方理美容学校からの嫌われ求人が困難な都心部サロン

先日(2021年11月)、全国的に新規コロナ感染者も激減しかなり平常に近くなっていた頃でした。

私の出身地であります新潟県新潟市のある施設でお世話になっている母への対面による面会は叶いませんでした。

県外在住者は、新潟県内で2週間滞在しその後体調の変化が見られない状態でないと、対面面会不可能と言われました。

ワクチンの接種証明やPCR検査の陰性証明も意味無しで、海外からの帰国者以上の扱いでした。

他にも同様の話を数名の方からお伺いしています。

特に北陸にその傾向が強い気がしています。

専門学校の先生から、インターンシップどころか見学も無理だと直接言われたことがあります。

都心部へのインターンシップや見学に関係ない生徒の親御さんから、行った生徒に対し2週間の自宅待機を求められるそうです。

例えば新潟市では、もはや上越新幹線、高速道路、空港、港、などで結構な人の行き来があると思われますが、まだまだ都心部アレルギーは強く、その影響は顕著に求人活動に影響するでしょう。

少なからずともその傾向は地方でよく見られます。

求人に関しては、地元強く都心部弱しは2022年もまだまだ続くでしょう。

数年そのような状態が続けば、当然ですが人手不足倒産のリスクもあり、大型チェーン店ほど危うい年となるでしょう。

【風の時代】とコロナショックによる人流の変化に対応した集客が必須となる

【風の時代】の到来とコロナショックは偶然ではなく必然なのだと私は思います。

避けては通れません。

2022年は、人流の変化はより明確になるでしょう。

例えば、東京で言うと銀座、京橋、日本橋、東京駅周辺など。

人出は戻りつつありますが、今までとはそこにいらっしゃる目的が違います。

訪れる頻度も違います。

テレワークが一般化して周辺にお勤めの方々は減り、買い物や食事など特別な理由でいらっしゃる方々の割合が多くなるなるとすると、そのタイミングで髪を切る方達は少なくなります。

特に我々理容室のお客様は減少すると思われます。

更に、ふらっと立ち寄るようなお客様は減り、行こうとする目的の上で、じっくりとInstagram、ホットペッパー、ホームページ、Googleの情報を吟味してお店やスタイリストを選んでご来店します。

人通りや入り易さなどの立地条件だけで、例え老舗のビックネーム店舗であっても、なんとなく成り行き集客はもう通用しないでしょう。

2022年で、ますます二極化が鮮明に現れる年となるでしょう。

参考までに、過去の投稿もお読みください。

【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.6《風の時代の理美容サロン出店》

まとめ

 

2022年は、良いサロン(コロナ感染対策、風の時代の集客、風の時代の求人、風の時代にマッチした経営方針のできているさろん)と悪いサロン(全て土の時代のまま)の二極化がより鮮明になってくるでしょう。

そして一旦負け組に落ち込むと、もう勝ち組に上がるのが困難になるかもしれません。

もはや、一刻の猶予も無い2022年となるでしょう。

参考までに、過去の投稿もお読みください。

【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.8《風の時代で生き残る店と消える店》