【2022年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.20《風の時代の with コロナでサロン経営 サロンで生きる『THE TEAM』の理論② 目標》
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YOSHIZAWA Inc.group 代表 吉澤紀人です。
今回は、【2022年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.20《風の時代の with コロナでサロン経営 サロンで生きる『THE TEAM』の理論② 目標》です。
目次
グループとチームの違い
例えば、小学生が登校する場面を想像してください。
仲の良い友達同士で、おしゃべりしながら、道草食って、何と無く数名で登校している集団は「チーム」とは言わずただの仲良し「グループ」です。
「チーム」である以上は、「共通の目的」が必要条件です。
「みんなで安全に登校する」という「共通の目的」があったとして、無事故で、遅刻なく、何時までに、安全にどうやって、というような成果目標と行動目標が加わります。
なぜそうするのか、全生徒が楽しく健康で健やかな学校生活を送るためというような意義目標が成り立つとしたら、集団登校「チーム」になります。
あなたのサロンは、「グループ」でしたか「チーム」でしたか。
行動目標に縛られた行動の奴隷 売上目標に縛られた数字の奴隷
私が前任の会社でよくあったことです。
数十店舗ありましたが、売上目標をそれぞれのサロンで決めていました。
例えば、目標達成をすると各スタッフに1万円と店長へ4万円の賞金が入ります。
したがって、賞金狙いの目標設定もわりとありました。
そこは全店の幹部会議で突っ込まれるので、会議対策ありきの目標設定も多かったと思います。
勿論、真面目に手の届くギリギリの範囲で売上目標(成果目標)を設定し、そのための対策からどんな作業を行うのか戦略(行動目標)を決めて頑張っていた見本的サロンもありました。
中には、目を見張る驚くべき業績を出すサロンも多数ありました。
しかし、例えそれぞれで目標達成しても、本当に真から楽しんで充実した結果だったのか、真から喜べたのか、そこは正直、店舗スタッフ全員からは感じ取れていませんでした。
結果的には、大変すごいことをなしとげているのですが、なんかしっくりいかない。
売上自体は驚異的な数字でも、例えば休憩時間も無しで終日バリバリ働き続けたとか、ほぼ休日返上で出勤し続けたとか、一部の猛烈幹部さんや自営業の方やオーナーさんならまだわかりますが、一スタッフが自らやる行動かといえばそうではないです。
もし、強制的だとか同調圧力であればきっと長続きせず、イケイケ体質もいずれ崩壊する傾向があります。
そうならないために、逆に緩めたとしても、ゆるゆるの体質スタッフは勘違いする、いけいけの体質スタッフからは不平不満が出る。
問題は、行動や成果では無く、なぜそうするのかの意義目標が無いかあいまいだで、一スタッフまで落とし込めていないからです。
サロンに行動目標しか設定されていなければ、時にメンバーは「作業」の奴隷になり、成果(売上)目標しか設定されていなければ、時にメンバーは「数字」の奴隷になります。
これからの理美容サロンの求人と教育に必須!「意義目標」
ここ数年の傾向ですが、理美容専門学校の就職ガイダンスに出席して感じますが、サロン選びのポイントが変わりつつあります。
勿論給料は高いに越したことないのですが、お金よりも休みの多さ、お金よりも拘束時間の短さ、というように仕事以外のプライベートの充実に重点を置き、今までのイケイケ傾向とは違う学生さんも多く見受けられます。
しかし、この業界を目指す以上は、サラリーマンやOLとは違うことは勿論把握しています。
練習しなくては上達しない、上達しないとお客様に施術できない、お客様の施術に入らないと楽しくない、お客様が増えないと給料が上がらない、その連鎖も理解しています。
それにも増して、自分の時間や友達と過ごす休日も大事なのです。
仕事を離れた後の、楽しいプライベートの充実のための仕事なのです。
仕事よりお金より、重要な意義があるからです。
しかし、プライベートよりも勝る楽しい仕事の意義目標ができれば、勿論逆転可能です。
何よりも、「面白さ」「楽しさ」「充実度」「やりがい』が必須であり、結果的に給料が多ければ理想です。
したがって、サロンコンセプトが的外れでは、求職者に選ばれない時代になりました。
【実例】YOSHIZAWA Inc.groupの場合
大意義目標(企業理念)
一流の理容師として、常に誇りとチャレンジ精神を持って理容業を開拓し、後世に語り継がれる器の大きな仕事を次々とやり遂げる 結果的に『YOSHIZAWA Inc,group』は、名実ともに理容のハイブランドとしての地位を確立し、同時に理容師の社会的な地位向上に努め、理容師を目指す若者達の憧れとなる
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我々は一流の理容師として誇りを持ち、胸を張って最高の仕事をし、最高の結果を作り出していく。
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一流であるからこそ、「そんな理容師は見たことがない」と、他業種にも刺激や影響を与える思考を持ち行動をする。
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固定観念にとらわれることなく、理容の常識を打ち破り、常に新しい事にチャレンンジしていく。
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YOSHIZAWAの打ち出す新基準を、新たな理容の新基準にすることで、ハイグレードな技術と接客、ハイセンス、五感で味わう心地良さから、お客様にはYOSHIZAWAで過ごす新たな高い価値観を定着させる。
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社員の高収入・高待遇化を実現させ、物理的にも精神的にもイキイキと充実した生活を送れる、魅力的な社会人を作り上げる。
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理容業を通して若者達に、仕事の楽しさ、厳しさ、夢を思い描いた通りに実現させ、成功ノウハウを教えていく。
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理容業を通して社会に貢献し、必要とされる企業にする。
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お客様は勿論のこと、社員間、両親や家族、関わる全てに感謝する。「ありがとうございます」を口癖にする。
意義目標(経営理念)
一流の立地!一流のコラボ!一流の収入!一流の待遇!一流の理容師!
一流が一流を育てるYOSHIZAWA流!
YOSHIZAWAは常にチャレンジし続ける理容の新しい形であり続けます!
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一流の立地には一流の人が集まり、一流な思考や感覚、一流の立ち振る舞いに触れることで一流の人が育つ。
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理容業界の平均的な実績から生まれた常識は、YOSHIZAWAには通用しない。打ち破って当然。むしろ、YOSHIZAWAが新基準を作り更新し続ける。
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一流であることで、一流のコラボレーションが実現する。必ず両者にとってお客様にとって、三者に良いことはうまくいく。他をあっと言わせるコラボレーションを企画せよ。相違点は、むしろお互いの相乗効果を生み出す。
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給料はお客様からいただくもの。私達は一流を提供してお客様から一流の料金をいただくことで自分に一流の報酬と自信と誇りが持てる。高収入を実現せよ。稼ぐことはやましいことではない。それはお客様からの通信簿。むしろ、堂々と高収入を狙うべき。
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会社はボランティアや社会福祉施設ではない。必ず営利行為を業とする目的で設立されている。売上が上がれば、待遇も良くなる比例関係にある。ない袖は振れない。やっただけ、やったつもりでは結果は出ない。必ず結果は行動に伴う。結果が出るまで諦めずやり遂げよ。
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常に新しいものを模索せよ。やれることは無限大。チャレンジし続ける姿勢は自分を魅力的に見せ、人が集まり、自分も周りも成長させてくれる。
更に、YOSHJIZAWA ISM10ヶ条というより具体的な行動目標があります。
その上で、各店舗ごとに売上(成果)目標を立てます。
達成のために、キャンペーンなどの戦略と戦術を駆使していきます。
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