2020.05.06

理髪店の衛生面を現役理容師が徹底解説!!

はじめに

ヘアーサロン銀座マツナガ箱崎店の阿多です!

空前のコロナ禍の中、営業することが国から認められた『理髪店』ですが、今回はその理髪店の衛生面について説明していきます。

これを読んでいただいて、理髪店に行くのが億劫になっていた方々の不安が拭えたら幸いです!

 

理髪店で気になる状況

まず、理髪店の衛生面において気になることがいくつかあると思います。

・店舗の衛生管理

・スタッフ個人の衛生管理

・器具類の消毒

この3つをピックアップしてご説明していきます。

店舗の衛生管理

理髪店は国から定められた『理容師法』に沿って様々な消毒を行なっています。

また、理容業は仕事をすると必ず散らかります。そのため、かなり頻繁に掃除をします。病院レベルの清潔さと言っても過言ではないといえるでしょう。

スタッフ個人の衛生管理

そもそも、理容の仕事をする上で手指の清潔さは非常に重要になってきます。

・お客様の肌に触れるため、爪の手入れは怠りません。

・シャンプーは殺菌洗浄効果があるため、手を洗っているのとほぼ同義です。また、お顔剃り時に使う泡にも殺菌洗浄効果があったり、他にも洗い物をする場面が多々あります。

・シャンプー後につけるヘアトニックもアルコールが含まれており、消毒効果があり清潔に保つようになってます。

上記は普段の営業でしていることですが、これ以外にも

・マスク常時着用、毎朝の検温、お客様一人ごとに手指や席、器具類の消毒、 専用グローブを着用しての施術

など、徹底的に対策しております。

器具類の消毒

器具類の消毒については、理容師法によって厳格に定められています。元々感染症対策に関してはかなり厳しく制定されているため抜かりありません。

主に使用している消毒液は、希釈したエタノール、次亜塩素酸ナトリウムです。

 

最後に

理容師は医療従事者以外で唯一人肌に直接刃物をあてることが許されている職業です。その自覚と尊厳は理容師である以上だれもが持っています。

ここまで徹底しているからこそ、国から営業続行が認められたのだと思います。

理髪店にいくのを躊躇っていたみなさん、髪が伸びすぎているのも衛生上あまりよくありません。これを機に理髪店でさっぱりしてはどうでしょうか?

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