【2019年版 今更聞けない❗️理容室とは❓理容室と美容室の違い⁉️理容師の将来性】
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YOSHIZAWA Inc.group 代表吉澤紀人です。
本日は、
目次
【2019年版 今更聞けない❗️理容室とは❓理容室と美容室の違い⁉️理容師の将来性】
について書きたいと思います。
①理容室❓いつから始まったの❓
そもそも現在の理容室(西洋理容)の始まりは、1864年1月の事。
当時の外国人居留地にあった日本初のホテル「ヨコハマ・ホテル」でした。
ヨーロッパ人の経験豊富なベテラン理容師「H.P.ファーガスン氏」が開業しました。
この「横浜ホテル」はホテル発祥の地とされ、ホテル内のバーもバーの発祥の地とされています。
同年6月、香港より「ユージエール氏」も横浜で開業し、横浜の日本の「西洋理髪元年」と言えます。
山下公園には「ZANGIRI」と書かれた地碑が、そのことを示しています。
(山下公園・西洋理髪発祥の地碑、神奈川県横浜市中区山下町279)
②理容室と美容室 何が違う❓ 法律編
根本的に違います。
理容室には理容師、美容室には美容師が働いています。
理容師は理容師法(昭和22年) 、美容師法(昭和32年)に基づく国家資格です。
厚生労働省の管轄で、各地域の保健所が管理しています。
どちらも理容室、美容室として、それぞれで保健所に登録します。
日本以外のアジアではこのような制度が無く、ノーライセンスです。
お店を構えるでもなく道端のいわゆる「青空床屋」で働いている人も多いです。
ちなみに、私もベトナムのホーチミンの街中にある「青空床屋」で仕事をした経験があるあります!
街中に理容椅子を置き、直射日光をさけるように布切れでテントを張っただけのような場所でした。
これが意外と清々しくて気持ち良いのです!
自然光で良く見えるし。
③理容室と美容室 何が違う❓ 技術編
基本的には、カットやパーマやカラーはどちらもできます。
美容室にできて理容室にできない事、「まつ毛エクステ」です。
これは美容室の特権です。
理容室の特権といえば「シェービング」です。
正確には実は美容室やエステでもやっています。(グレーゾーンです)
グレーゾーンの例①、「ソフトシェービング」と称して行う
「ソフトシェービング」とは、レザーで剃るものを本格シェービングとすれば、トリマーと呼ばれるバリカン的な物で剃るように切ること。メニュー状のお客様に対する表現です。しかし、これはシェービングではありません。
グレーゾーンの例②、メイクの下地作りとして行う
メイクの下地作りの為であれば・・・・・。何て言うと過剰解釈する場合もあるでしょう。
本格的に美容室やエステでもっと増えていくと思いきや、そこまでありません。やはりなれていないと不安だし、上手くいかないし、リスクもあるし、あまり積極的にやりたくなのでしょう。
シェービングにしてもメンズカットやレディースカットにしても、お客様層やメニューの種類で理容室と美容室では偏りがあります。
お互いに得意不得意があると思います。どこか畑違いを感じているように思います。
皆さんは、美味しい蕎麦が食べたければ美味しい蕎麦屋さんを探して選び、うどんが食べたいのに蕎麦屋さんにいく事は無いと思います。
美味しいイタリアンが食べたいのに、フレンチレストランでパスタを選ばないと思います。
やはり、蕎麦は蕎麦屋さんでありうどんはうどん屋さん。イタリアンはイタリアンレストランでありフレンチはフレンチレストラン。
理容室も美容室もお互いどこかかぶっていても、専門的に又は得意としている売りポイントがあり、そこをお客様が判断材料にする重要なポイントかと思います。
やはり、専門店が確かであります❗️
④理容室と美容室 何が違う❓ 番外編
10歳代、20歳代の多くの男性は、オシャレに目覚めこだわりが出てくると最新の流行ヘアスタイルを求めて美容室に行く方が多いようです。
なぜなら、おじさんおばさんの下手したらおじいちゃんおばあちゃんの年季の入った床屋しか無いし、そこで流行りのオーダーしても期待できない場合が多いからです。(という事は、理容師としての寿命がいかに長いのかということでもありますが)
しかし、アラサーにもなると仕事帰りにスーツ着てカバン持って、美容室って感じでも無くなってきます。
自分が店で、なんか浮いてくるからです。
そんな時に良い店ないかなってなると、若手からベテランまで揃っている今時の理容室が良くなってきます。
流行も把握して、男の気持ちがわかって、オンにもオフにも対応してもらえる丁度良い店はどうやら理容室のようです。
お店もスタイリスト技術的に当然得意不得意が出てきますし、雰囲気も特定の色を出してきます。
お店も必然的に、お客様を選んでいるんですね。
⑤理容室と美容室の将来
理美容市場の規模推移としては、2017年 2147400百万円、2018年の予測は2138400百万円(矢野経済研究所)と言われており、年々微妙に減少傾向にあります。
どちらも人材難は深刻で、多店舗展開が難しい時代になっています。
特に理容は大変な事になっています。
なんと、理容専門学校を卒業する生徒さんが全国で700人を割っております。
美容はまだ多いですが減少しています。
こうなると理容は壊滅的な気がしますが、逆を言えば貴重な存在という事になります。
ピンチはチャンス❗️
需要と供給のバランスから、理容師は自分の価値に気付いて欲しいものです。
最近の傾向ですが、30歳を超える美容師が理容師になりたいとよく聞きます。
これから理美容業を目指す方達には、その将来性を業界の現状を深く分析し、決して上部だけで判断しない方が良いかと思います。
何故か異業種の大手会社も参入してこない、まだまだ手つかずの状態です。
とんでもないことになりそうな氣がします‼️
乞うご期待‼️