【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.9《風の時代の事業継承》

2021.09.25

こんにちは!

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YOSHIZAWA Inc.group 代表 吉澤紀人です。

 今回は、『土の時代』からの大変革‼︎ どうなる⁉︎ 乗り遅れるな‼︎

【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.9《風の時代の事業継承》

です。

《風の時代の事業継承》タイミングを間違うと致命傷に

2020年12月22日、200年に一度の木星と土星の大接近『グレートコンジャンクション』により、《土の時代》は終わり《風の時代》が始まったとされています。

西洋占星術と世の中の流れとなんで関係があるのか、それは私も確信はわかりませんが、過去にも同じような変化は繰り返されていることは確かです。

星がそうしているのか、それに合わせて誰かが動かしているのか。

とにかく、世界的に全てが強制的に様変わりするのです。

したがって、社長が《土の時代》の認識で会社の舵取りを間違えると、《風の時代》はどんどん違った方向へと突き進みます。

目にも止まらぬ速さで。

気付いたら又は気付かないうちに、それが致命傷となり会社の存続に関わることにもなってしまいます。

それが《風の時代》の恐ろしさです。

ここで、もう一度《土の時代》と《風の時代》のおさらいをしておきましょう。

《土の時代》とは

《土の時代》とは、物質や財を重視した時代です。

産業革命から始まり、第二次世界大戦、太平洋戦争、敗戦、高度経済成長期、バブル経済、バブル経済の崩壊、固定観念、不動産、学歴、肩書き、終身雇用、生命保険、車など、形あるものを重んじ、現実に目に見える資産形成に価値を置いている時代です。

いままでの実績を信用し、大量生産・大量消費、組織の伝統を重要視します。

我慢や根性が特に大切とされてきました。

《風の時代》とは

風は目に見えないように、情報や知識や仕組みなど形の無いものが重視されます。

「調べる」ことや「知る」ことはたちまちインターネットで発信され、みるみる広がり、秒速で伝達されます。

学校などでの教育や人々のコミュニケーション全般的に、人数や時間や移動など形の無いことに意味ある時代です。

したがって、《土の時代》を脱却するくらいの柔軟的な思考と、想像力や思考力を兼ね備えた人物が重要視されます。

固定観念に縛られず、自由な発想で、やりたいことを素直に行動することが思いがけない広がりや発展に繋がり、そして物質的な積み重ねには及びもしない大きな成果をあっという間に生み出す可能性を大いに秘める時代です。

 

 

(こちらも参考にしてください)

【2021年 最新版】『風の時代』に生き残る理美容業経営 vol.1《風の時代とは》

なぜタイミングを間違うと致命傷になるのか

吉澤は何をスピリチュアルなことを言ってるのか⁉︎

何かに洗脳されているのではないか⁉︎

なんて思っている方も多いのかもしれませんが(笑)

ロックダウン、テレワーク(リモートワーク)、ネットショッピング、5G、ドローン、自動運転、スマートライフなど。

コロナウイルス感染拡大と共に、大胆に、強制的に、世の中の流れがまさに《風の時代》に移ろうとしています。

既に元には戻りません。

上でおさらいしたように、《土の時代》と《風の時代》の差は歴然です。

《土の時代》の集客はとにかく人がいて、動線的に入りやすい立地であれば、なりゆきでで集客できました。求人も名が知れていて、給料高ければ成り行きで集まりました。

《風の時代》は集客しても求人にしても、じっくり内情を精査されます。最新の情報が無かったり的外れであったり、信憑性のある口コミがあるか誠意のある返信対応であるかどうか、すぐに見抜かれます。

《土の時代》で3年分に匹敵するような積み重ねた実績であっても、あっという間に意味のない実績となります。

数十年分の経歴や企業文化や実績のある大手サロンであっても、1年たらずで《風の時代》対策している個人サロンに逆転され大差となります。

それ以上かもしれません。

しかし厄介なことは、そんなに深刻なのに、未だそこに気付かない《土の時代》オーナーさんはまだまだ多いはずです。

《土の時代》特有のオーナー失敗例(フィクション)

なかなか《事業継承》に踏み切れない理由の一つとして、いざとなるとオーナー自身の価値観で対象となる会社や店の価値を決めてしまいます。

実際に後継者候補の方達や第三者は、そこまでの価値を感じておらず、「だったら自分で一から創業しよう!」と退社して独立されてしまいます。

現オーナーが創業者であれば特にそうですが、会社に対する思い入れも人一倍です。

無理もありません。

《土の時代》の人特有の価値観ゆえ無理もないのですが。

しかし、現オーナーはもう《風の時代》の感覚に付いていけないのに、そこが分かる後継者候補は見切って会社を去り、結局体制は変わらないのです。

時間が経過すればするほど、《風の時代》対策しているサロンとの差は広がる一方な訳です。

しかし、現オーナーがそんな事態に気付く前に、

ご新規様のコロナ禍の影響による減少→一定の既存客の自然な減少→コロナ禍の影響による来店周期やリピート率の低下→社員のモチベーションの低下→売上の減少→減給→離職率の増加→コロナ禍の影響による新入社員の減少→

と、負の連鎖です。

気付いた時には、

会社の業績も大幅に減少→優秀な社員は勿論のこと総数的にも不足→規模の縮小

と、最悪のシナリオです。

継承できていれば幾らかでも何らかの形で残せていたと思います。

尚且つ、分社などの方法で上手くいけば月々のチェーン料くらいは徴収出来たものの、やむ無く閉店してしまえば売上や店(資産)を失い、さらに解体費(内装工事前への現状復帰)などでマイナスとなります。

結果、徐々に会社は衰退化していき,最終的には廃業にも追い込まれかねません。

まとめ

独立前も、その後のコンサルやらお手伝いやら何やら色々同業者の皆様に携わっておりまして、いくつかの事業継承の場面も出くわしてきましたが、自身の引退に対して最近特に思うところあります。

今年で51歳になりましたが、今までは当然想像すらしたことありませでした。

気力・体力もまだまだバリバリですし(笑)

しかし、あと15年がいいとこかなって。

私の師匠は80歳代で現役です。

生涯現役なんだろうなと思うくらいで、そんな後ろ姿を見ていましたので自分も必然的にそうなろうと思っていました。

しかし、《土の時代》で生まれ育った我々世代ですが、《風の時代》の変化『グレートコンジャンクション』に順応しきれるギリギリのところなのかもしれません。

今まさに起こってくれて、ほんと良かったんだと思います。

そして今後、何事にも変化と順応を繰り返すそのスピード感はますます速くなっていくのでしょう。

はたして、そのスピード感と感覚にどれほど対応できるのかそこは未知の世界すぎて想像できないなと感じる今日この頃です。

その時に、若い世代の皆さんに対し、老人とは言わないにしても老害や反面教師とならないようにしたいところです。

〈土の時代〉に長年に渡り苦労して築きあげた地位や名声なんか、あっという間に吹き飛ばす《風の時代》に脅威を感じます。

 

 

 

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