【詳しく知りたい!】初心者へのメンズヘアセット解説!
こんにちは!
yoshizawa inc premium 横浜店の大川戸です!
男の身だしなみでもあるヘアセット。でも、毎日セットするのもめんどくさいし、やり方をよくわからない。そう思っている方も少なくないですよね。
なので今回は、現役理容師がヘアセットの基本を解説していきます!皆さん、一緒に勉強していきましょう。
目次
ヘアセットに必要なもの
メンズのヘアセットに使う物は、ドライヤー・ワックス・ヘアスプレーで、これらさえあれば簡単にかっこよくセットできます。この3つのアイテムの選び方の基準や、重要性から押さえていきましょう。
ドライヤー
ここでは、メンズのヘアセットをしやすいドライヤーということで風力が強く、冷風との切り替えが可能なものを選んでください。風力が強いと、髪に熱を与える時間が短くなり、熱からのダメージを軽減できます。セット時間が短くなるというメリットもあります。冷風を使うことで、アップバングなどのアレンジが格段に上手くセットできます。
整髪料・ヘアワックス
ワックスは自分の髪質に合ったものを使いましょう。剛毛は水分不足やダメージによって髪が固いのが特徴です。そのため剛毛の髪質には、油分の多いものや、ツヤ感のあるもの、操作性がある「ファイバー系ワックス」「クリーム系ワックス」「グロス系ワックス」「ジェルタイプワックス」がおすすめです。逆に軟毛は、ハリやコシが弱いのが特徴であり、油分の少なくセット力の高い「マットタイプワックス」「ドライ系ワックス」を使いましょう。
例えばヘアカタログなどで見つけた好みのヘアスタイルにしたいと思っても、それと同じ整髪料を使っても似たヘアスタイルにならない場合があります。自分の髪質に合わない整髪料を使うと、上手くセットすることができません。
ヘアスプレー
せっかくセットしたヘアスタイルが、ものの数分で崩れてしまった、なんて経験はありませんか?ヘアスプレーは、ヘアスタイルを一日中キープしてくれる優れものです。ヘアスプレーをするのとしないのとでは、かなりの差が出てしまいます。特に雨など湿度の高い日は髪型が崩れやすくなります。ワックスなどの整髪料だけでは不十分なキープ力を補ってくれます。ヘアスプレーはキープ力の高いものを選び、ヘアセット後に必ずするようにしましょう。
素人でも簡単!2ステップセット解説
合計2ステップの簡単セットを解説していきます。
この記事ではあえて細かなセットの過程は省略し、必要最低限のこれだけやっておけば大丈夫という部分のみを重点的に解説しているので参考にしてください。
ブロー
まず、ヘアセットで1番大事な工程がブローです。ブローでヘアセットの8割が終わると言っても過言ではありません。
髪質に合った整髪料を使うことや、整髪料のつけ方を知るのも、もちろん大切ですがブローの段階でヘアスタイルの土台を作らなければいけないので、何よりも重要です。
●髪を濡らす
髪を濡らさずに、いきなりドライヤーを使ったり、ワックスをつけるのは間違いです。クセをしっかり直したり、ボリュームをしっかりと出すためにしっかり濡らすところから始めましょう。
●ブローの仕方
ブローの仕方はセットしたいヘアスタイルによって異なりますが、基本的なブロー方法は同じです。根元から中間にかけて先に乾かし、ボリュームがつくようなイメージです。
ボリュームが欲しいところは、根本に風を当てて少し冷ましてあげましょう。この時に冷風を使うと便利です。逆にボリュームを抑えたいところは、手で押さえたところに風を当てて同じように冷まします。ブローの段階でメリハリがついたようになればOKです。
スタイリング
整髪料を使ったスタイリングですが、前段階のブローがヘアスタイルのベースになっているので、それがしっかりできていないと、どれだけ整髪料をきちんと使っても上手く仕上がりません。
簡単に言えば、ブローで作った形を整髪料・ワックスで補佐をするようなイメージです。
ここで使う整髪料は主にワックスです。ワックスは種類が豊富で、ほとんどのヘアスタイルに使用できる、整髪料の王道アイテムです。ワックスの基本的な使い方をマスターしましょう。
●整髪料・ワックスのつけ方
ワックスは、後ろから前へ付けていきます。ここでワックスを付けるときの注意点は、表面だけに撫でるように付けないようにすることです。表面だけに付けてしまうと、髪がワックスの油分の重さで垂れてしまいます。そして満遍なく前髪以外の全体に散らしていくことです。一部分にワックスが集中してしまうと、ムラの原因になります。
1つの正解の付け方は、1度髪を持ち上げたあと全体に散らしていくという方法です。1度持ち上げることで髪の内側からワックスを付けられ、ムラもできにくくなります。さらに毛束もできやすいヘアセット方法です。そのあと、指先で作りたいヘアスタイルの形を作っていきます。最後に指先で毛先を摘んで捻り、毛束を作り整えるという流れです。
●ヘアスプレー
そもそもヘアスタイルをキープする役割を持つものは、ワックスではなくヘアスプレーの方が適しています。ワックスの主成分は油分であり、その油分の粘着力やツヤによって毛束を作ったりツヤ感を出したりします。それに比べヘアスプレーは、髪を固めることに重点を置いているのでヘアスタイルのキープに長けています。
ヘアスプレーも同じように満遍なくつけましょう。根元の方にスプレーをすると立体的に仕上がりをキープできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
少し長くなってしまいましたが、メンズヘアセットの基本を詳しく解説させていただきました。
明日からでもやってみようと思う方は、文字だけで分かりづらければ担当スタイリストに相談してみて下さい!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。